接遇コミュニケーションとアンガーマネジメント
昨日は津山教育事務所において、小学校・中学校の事務長の方々を対象とした講演を開催。
「若手が育つ!接遇コミュニケーション~アンガーマネジメントの手法を活かして~」
現在、事務職員の年齢層が40~50代以上の方と20代が多いとのことで、ちょうど30代の部分がすっぽりと抜けているんだそう。
ベテランの事務長クラスの方にとっては、若手を育てていくこともひとつの課題!
いわゆる接遇の内容に加えて、若手育成のポイントの観点から学びたいとのご要望で、
私が提案させていただいたのは「アンガーマネジメント」の手法を活用すること 😛
特にジェネレーションギャップもある場合、コミュニケーションを図るうえで、ぶつかる壁もあると思います。
「なんで、こうなるの?」「常識がないんじゃないの?」「うまく伝わらない・・・」
そんな思いを抱く原因のひとつは、自分自身が理想とする「こうあるべき!」という考え方ではないでしょうか。
アンガーマネジメントでは、私たちが怒る理由として、この「べき」が挙げられます。
自分の「べき」と他人の「べき」の違いを把握していないことが、コミュニケーションの妨げになるんです。
講演の中では、いくつかのワークに取り組んでいただきました。
人それぞれの「べきの違い」を知るワークでは、皆さんから驚きの声が上がり、新しい発見に繋がったようです 😆
アンガーマネジメントは怒りの感情をコントロールする手法ですが、これは、様々な場面でコミュニケーションスキルを向上することに、とても役立ちます!!
今回のテーマのひとつであった接遇も、その形式を習得するだけでは意味を成しません。
心や感情の部分にアプローチすることが大切です。
私の得意とするコミュニケーション&メンタルケア×アンガーマネジメント。
これからも多くの方にお伝えしていきたいと思っています。
2015.7.30(木) 岡山県津山教育事務所(学校事務職員対象)
「若手が育つ!接遇コミュニケーション~アンガーマネジメントの手法を活かして~」講演